物流ソリューショングループノジマデポ(配送)スタッフ
体を動かして働き「お疲れさま」と上がれる
仕事がいい。多彩なキャリアを持つ丸岡が
最後に選んだのはノジマだった。
物流ソリューショングループ ノジマデポ(配送)スタッフ
2022 年入社
出版社、IT系サービス会社を経て、30代前半にフリーランスのグラフィックデザイナーとして独立。40代後半よりイルミネーションの企画・施工会社に勤務。2022年2月、ノジマに入社し、物流ソリューショングループにおいて配送スタッフとして勤務する。
「この間のサッカーの試合、パパの会社がスポンサーだったよ」。丸岡啓之の高校1年生の娘が嬉しそうに言う。ときに、子どもには親の仕事が伝わりづらい。しかし、地元の有名企業で配送トラックの運転手をしている父なら別だ。
「学生時代に初めて配送トラックのアルバイトをしました。デスクワークが中心だった会社員時代も依頼を受けて、トラックを運転することもありました。もともと運転が好きなこともあり、今回はワークライフバランスを考えての転職です。今年51歳。年齢的には最後の転職になると思います。そのため経済的な安定性があり、ステップアップできる環境のノジマに決めました」。
物流商品センターへの出勤は朝7時。店舗に搬入する商品を4トントラックに積んで出発し、戻ってからは庫内に点在するカゴ台車を翌朝に備えて移動。定時は16時半だ。店舗への商品搬入のほかにも工事配送協力会社への商品搬入。リサイクル品や回収廃棄物の移送。他班の業務の応援協力も仕事に含まれるが、基本、就業時間は変わらない。仕事の合間にとる昼休憩とき、トラックで食べる愛妻弁当が丸岡の最大の楽しみだ。
「夏と冬の繁忙期には19時くらいまで残業することもありますが、それ以外は、ほぼ定時に上がれます。店舗までの通常ルートは一応ありますが、道路状況などに応じてのルート変更は自由。個人の裁量で作業効率や生産性を上げることができます。
また、仕事を安全かつ円滑に進めるため、より良い配送ルートや店舗の搬入口、駐車方法などの情報共有も盛んです。チーム内のコミュニケーション量の多さが、さらに働きやすい環境をつくっています」。
入社当初から居心地がよかったのはノジマの『新しい金魚』という文化のせいかもしれない。
「入社間もない新人のほうが、いろいろなことに気づきやすい。新人の気づきは“金言”だから耳を傾けるようにという文化が社内に浸透しています。だから、新人こそ意見が求められ、無理なく打ち解けることができます」。
転職直後は100キロ近くもある冷蔵庫の積み下ろしに不安があったと言う丸岡だが、先輩からコツを教えてもらい、慣れてしまえば楽勝だった。それに、基本、庫内での商品輸送はカゴ台車で行うため、普通の体力があれば対応できる作業ばかりだ。しかし、長く働き続けるためにも体力維持の努力は欠かさない。
「体が資本です。毎晩、入浴後に念入りなストレッチをしてケガの予防に努めています。また、人並みの体力を維持できるよう、普段から軽い運動を心掛けています」。
物流商品センターには9つの班があり、老若男女、約219名が適材適所で働く。
「自分より年齢が上の方もいますが、やはり若い方の活躍が目立ち、とても活気のある職場です。若さは正義。人生経験の足りなさから物事を上手く処理できていないことがあっても試行錯誤しながら、現状を改善しようと頑張る若者の姿は、社会人に必要な勇気を思い起こさせてくれます」。
さまざまなキャリアを持つ人が、ワンカラーに染まらず、それぞれの個性や良さを発揮できる職場は居心地がいい。丸岡は自身のキャリアのゴールにノジマを選び、今日もひた走る。