権太坂店 季節AV部門 スタッフ
就職活動ときに触れた、ノジマの考え方、誠実さ、
変化への対応スピードの速さに惚れ込んだ堀越。
ノジマを日本一の会社にするために考えることとは。
人財開発部 人財採用グループ スタッフ
2021 年入社
大学の法学部を卒業後、2021年に入社。権太坂店 季節AV部門 スタッフ・リーダーを経て、2022年8月より人財採用グループに異動。新卒採用の専任スタッフとして、面談をはじめイベントや懇親会など学生フォローにあたる。仕事をする上でのモットーは「自分の意念を誠実にすること」。
「もし自分が採用されなかったとしても、この会社を応援したい」。堀越慶太郎はノジマの採用面接を受けて強くそう思った。
堀越が就職活動をスタートした2020年3月、ノジマは新型コロナウイルス感染拡大に伴う内定取り消し者、また、就職活動の再開を余儀なくされた学生を対象に「新卒採用特別枠」を設けた。「未曽有の状況下において、新卒としての就職が断たれてしまうことは、将来の日本経済における損失だと考え、微力ではあるもののできる限りの採用活動を継続する」と、すでに入社が決まっていた約300名に加え、採用人数の上限をなくして設けた特別枠だった。
このニュースに触れた堀越は、ノジマの変化への対応スピードの速さ、そして何より誠実さに感銘を受けた。さらに面接でノジマの考え方に共鳴し、鳥肌が立ったと言う。
「海外留学やフットサルチームへの所属経験から得た、自発的な行動や小が大を食う発想など、自分が大切にしている価値観とリンクする部分が多く、ノジマに入社することができたら人としてのあるべき姿に近づけるような気がしたんです」。
そして、冒頭の「もし採用が叶わなかったとしても、ノジマという企業を応援したい」という気持ちに駆られた。そして現在、立場が逆転し、学生を採用する側に立つ。主には内定者、内々定の学生フォローを仕事とし、学生ひいてはお客様という市場に認めてもらえる採用を目指す。
「学生に入社後のイメージを膨らませてもらい、よりノジマで働きたいと思っていただけるよう面談、社内外のイベント、学生同士の懇親会などを企画・運営しています」。
販買スタッフから人財採用グループに登用された理由は、個人やチームとして成長するためのプロセスが評価されたから。ただむやみに努力するのではなく、失敗の原因から具体的に対策を考えて行動するのが堀越の得意とするところだ。
新入社員のころは、自分にできることが少なかったのでまずはお客様へのアプローチスピードNO.1を目指しました。商品問わず、お店の中で誰よりもお客様に早く気づいてアプローチをすることで徐々にニーズがわかるようになってきました。始めは失敗も多かったですが、なぜうまくいかなかったのかを日報で振り返ることで次につながるようにしました。また同じ部門のメンバーともお互い切磋琢磨しあい、ゲーム感覚で取り組むように心掛けました。
最低限のルールこそあれ、その方法は個人の裁量に任されているノジマのフィールドで、自分の立ち位置を認め、作戦を立て縦横無尽に駆け回る堀越。人財採用グループに異動してからも前例に囚われず、新しい視点からの試行錯誤を続けている。
例えば、複数の活躍社員のSPI適性検査をもとに、採用基準を変更。ノジマで活躍する社員の傾向を分析し、公正な判断になるように見直しを図った。また内々定者へのフォローにも工夫を加えた。
「これから社会人になる学生の方々に向けて、何かお手伝いできることはないかと考えて実行したのが日経レポート案でした。学生に日経新聞の中で気になった記事を選んでもらい、その記事に対して意見をしあうという内容です。ニュースに触れることで自然に社会情勢を知れて、ノジマのことも知れる。気づいたら情報収集をする癖がついていたという良い習慣がつくことが狙いです。
半導体不足や物価上昇などはノジマでも実際に取り組みがあり、意見を持ってもらうことで自分がどんな意見を持っているのか見つめ直す機会にもなると思い、実行しました。
お客様に喜んでいただけるよう知恵を絞る際に必ず手にするのは、ノジマの社長の著書である『失敗のすすめ』をはじめとする書籍だ。
「お客様の立場に立って目線を合わせたうえで、今までのやり方を見直し、一つ一つの行動にこだわって仮説検証する必要があると感じています。個人としては学生の記憶に残る人になれるよう、自分の言葉で話す努力をしています。」
鳥肌が立つほどに惚れ込んだノジマを「日本で一番の会社にする」との堀越の言葉に嘘はない。